職場でお使いのルーターと連携して鎖国ゾーンを形成し、本製品に接続されたPCや
スマートフォン、タブレット等からのデータ流出を防ぎます。
例えば業務に必要なサイトのみ許可した鎖国ゾーンを営業部だけに設定することができます。
ルーター機能も持っていますので、メインルーターとしてお使いいただくことで
オフィスある全ての機器を鎖国ゾーンに入れることもできます。
本製品は最大NATセッション数が30,000、オフィスの機器が50台を想定して作られています。
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)はダークネット(※1)のトラフィックを監視することで
サイバー攻撃の状況を把握、国別のホスト数やパケット数も公開しています(※2)。
本製品では、これらのランキングで上位の国・地域を危険と考え、
デフォルト設定でアメリカと日本を除く全ての該当国・地域への送信を規制します。
最近、個人情報流出されたケースでは、悪質なアプリからデータ漏えいしましたが、
多くは危険な国へアクセスする為、本製品を使用することで、これらの漏えいを遮断できます。
メールなど通常のやり取りは国内のサーバーを経由するので、
ブロック設定したままでもブロックした国や地域の人とのやり取りには困りません。
※1. インターネット上で到達可能な未使用IPアドレス空間
遮断ログは本製品がブロックした送信元情報と送信先情報を見ることができるので、
ネットワークのセキュリティ状況を把握することが可能です。
また、お客様の遮断ログの詳しい解析を行い、統計レポートを提供する有料サービスもございます。
レポート結果に基づいたセキュリティ対策を講じることが可能です。
許可しない送信先を設定するブラックリストの設定だけでなく、
許可する送信先を個別に限定するホワイトリストの設定も出来ます。
ブラックリストと併用の他、ホワイトリストのみで運用することでより強固なセキュリティ環境を構築することも可能です。
例えばネットバンキング専用のPCを設置している場合、銀行のサーバー以外とは一切通信出来ない設定が可能です。
鎖国ゾーンの外へ直接アクセスしなければならない時は一時的にブロックを無効化することも、
また一時無効化の解除も管理者がかんたんに出来ます。
本製品の有線LANはWANもLANもギガビット対応(1000BASE-T)、高速な通信環境を実現します。
ファームウェア更新を自動化しており、ご利用者がまったく意識することなく、
本製品自体が自動的につねに最新のファームウェアへ更新します。
新たな脆弱性が発見された場合などは迅速にファームウェアの更新が必要となりますが、
近年Webサイトの改ざんによる偽ファームウェア更新などでウイルスに感染する事例なども起きており、
お客様の安全が脅かされておりました。
本製品はファームウェア自動更新機能により、正規のファームウェア更新が確実に行なわれますので、
安心してお使い続けていただけます。
また弊社ではお客様の利便性を考え、製品発売後も新たな機能追加を随時行なっておりますが、
これらの新機能も自動更新によりお手を煩わせることなくご利用いただけます。
プラネックスの誇る通信事業者様向け製品の設計・開発・検証ノウハウを投入しました。誰もが簡単・快適につかえるモノづくりを徹底。IT機器の生産拠点として世界屈指の台湾にて製造を行っています。
生産から廃棄処分にいたる製品のライフサイクルにおいて、人の健康や環境への負荷を最小限に抑えることを目的として、鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテルの有害物質の使用量を規制している「RoHS」にも対応しています。