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「FML-1200」は、標準仕様でマネジメント用のモジュール(F120-MGT)を1個搭載し、12の各ポート増設用スロットに専用モジュールを装着することにより、インテリジェントスイッチ、ギガビット対応スイッチ、レイヤ3スイッチを構成することが可能です。各専用モジュールの組み合わせにより、通信環境と用途に応じた柔軟なポート構成が可能となっています。
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<FML-1200本体仕様> |
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マネジメントモジュール「F120-MGT」 |
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レイヤ3対応最新ASICを搭載して高速ルーティングを実現 |
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最新のスイッチ・チップによりワイヤスピードでの高速ルーティングを実現しています。パケットの中継処理をASIC(application
specific IC)で実施することにより、ルータを使用した場合に比べ、単位時間あたりのパケット中継処理量を格段に向上させています。LANの最大速度(ワイヤスピード)でパケットを送り込んだ場合でもパケットロスを発生させず、従来ルータを中継処理に使用していた場合発生する恐れのあった、「中継機器がボトルネックになる可能性」を無くしました。最大で128個のIPサブネットを構成することが可能です。 |
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インテリジェント機能 |
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SNMP・RMON機能に対応。さらにマルチキャストパケットの制御プロトコルを実装しています。インテリジェントスイッチ製品と組み合わせて使用することで、管理機能に優れたネットワークを構築することが可能です。
またネットワーク設定はコンソールシリアルポート、Telnet経由のほかWWWブラウザを用いることも可能です。GUI環境の設定画面によりネットワーク管理を容易にします。
※SNMP(simple network management protocol)
TCP/IPのネットワーク管理プロトコル。ルータ、スイッチなどのネットワーク機器(エージェント)の管理情報を管理システム(マネージャ)に送る際の標準プロトコルとして採用されている仕様に対応しています。
対応SNMP:MIB2/EthernetMAU MIB/Bridge MIB/Private MIB/RIP2 MIB/IP Forwarding
MIB/OSPF MIB(対応予定)/IGMP MIB/DVMRP MIB/IP Multicast Router MIB
※RMON機能(remote network monitoring)
ネットワーク上のトラフィック情報を収集、解析する機能。ネットワーク管理プロトコルであるSNMPを拡張し、リモートにあるネットワークの通信状況を管理できるようにする機能を搭載しています。
RMON機能:Statistics/History/Alarm/Event(3グループ設定可能)
※マルチキャスト制御
LANやインターネットなどに接続している一部のユーザー内での一斉同報システム。ブロードキャストとは異なり、特定の端末グループにしかデータを送信しないので、ネットワークトラフィックの低減が可能です。
制御プロトコル:IGMP Snooping (DVMRPマルチキャストプロトコル対応予定) |
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ルーティングプロトコル |
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TCP/IPにおける経路選択(ルーティング)プロトコルとしてIP Static・RIPv1/v2を実装しています。さらに、RIPの持つ様々な問題点を改良したプロトコルであるOSPFプロトコルに対応予定。これにより、サブネットマスクのサポートやネットワークへ「エリア」概念を導入し階層構造化することにより、経路情報の量を小さくし、効率の良いパケットルーティングが可能となります。 |
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ネットワークの可能性を拡大するVLAN・QoS機能 |
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IEEE802.1Q VLAN機能により最大2000のVLANグループを構成することができ、複数端末で大規模な論理的ネットワークグループの構築が可能です。
また、トラフィックに優先順位をつけて転送制御可能なIEEE802.1p QoS機能により通信データのプライオリティ管理が可能です(2レベル)。 |
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IEEE802.1adリンクアグリゲーション(LACP)対応 |
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複数の物理ポートを結んで1つの論理リンクとして機能させるTrunk機能により、スイッチ間の帯域を最高8Gbps(ギガビットポートを4ポート使用時、全二重モード)に強化することが可能です。また、IEEE802.1ad準拠のリンクアグリケーション機能に対応していますので、同対応のスイッチ間ではメーカー間の互換性を超えてトランキングを構成することが可能です。
※「FML-1200」は装着した専用モジュールの2、3、4つのポートをTrunk用のポートとして使用することができます。また、最大12グループのTrunk(LACP)グループを作成することができます。 |
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IEEE802.1d準拠スパニングツリー機能 |
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IEEE802.1dに準拠したスパニングツリー機能により、物理的にループを形成しているネットワークでも、データの永久ループを防ぐことができます。
これにより、(1)永久ループを解消するためネットワークを組み直す必要がない、(2)障害発生時に冗長化経路が確保できるというメリットがあります。 |
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スロット構成 |
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「FML-1200」のスロットは以下の構成となっています
・マネジメントモジュール用スロット×2(うち1スロットは出荷時にマネジメントモジュール装着済み)
標準で1モジュールが装着されていますが、増設して2モジュール構成にすることにより、一方のモジュールが故障などにより取り外す必要が発生した場合、もう片方のモジュールがバックアップ用のマネジメントモジュールとして動作を引き継ぎます。
・ポート増設用専用モジュールスロット×12
・電源ユニット用スロット×2(うち1スロットは出荷時に電源ユニット装着済み)
また、シャーシ本体には軽量なアルミボディが採用されており、排気用の大型ファンを4機搭載しています。標準の19インチラックにマウントすることができ、その際は全高で7U(309mm)のスペースを使用します。 |
<FML-1200専用モジュール> |
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F120-MGT |
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FML-1200専用マネジメントモジュール 販売終了 |
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F120-1TE/F120-2TE |
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F120-1TE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1ポート
(RJ-45 、AutoNegotiation、AutoMDI/MDI-X) 販売終了
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F120-2TE
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2ポート
(RJ-45 、AutoNegotiation、AutoMDI/MDI-X) 販売終了 |
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F120-1SX |
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1000BASE-SX×1ポート(SCコネクタ、Autonegotiation) 販売終了 |
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F120-2GMT |
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1000BASE-SX×2ポート
(MT-RJコネクタ、マルチモード、AutoNegotiation 販売終了 |
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F120-1GBIC/F120-2GBIC |
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F120-1GBIC
1000BASE-SX/1000BASE-LX(SCコネクタ)用GBICスロット×1 販売終了 |
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F120-2GBIC
1000BASE-SX/1000BASE-LX(SCコネクタ)用GBICスロット×2 販売終了 |
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F120-8MT |
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100BASE-FX×8ポート
(MT-RJコネクタ、マルチモード、AutoNegotiation) 販売終了 |
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F120-8MT-S |
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100BASE-FX×8ポート
(MT-RJコネクタ、シングルモード、AutoNegotiation) 販売終了 |
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F120-8TX |
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10BASE-T/100BASE-TX×8ポート
(RJ-45 、AutoNegotiation、AutoMDI/MDI-X) 販売終了 |
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F120-PWR |
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FML-1200専用電源ユニット 販売終了 |
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