WPSボタンを使用した無線LAN設定(Windows XPのみ)

WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは、無線LAN関連の業界団体「Wi-Fiアライアンス」が策定した無線LANの簡単設定規格です。同じWPS対応の無線LANブロードバンドルータ(親機)と組み合わせて無線LANの設定や暗号化を簡単に行うことができる機能です。
ただし、WPS機能を使って設定するためには、ルータ(親機)とクライアント(子機)がどちらともWPSに対応している必要があります。


ここでは、弊社のWPS対応の無線LANブロードバンドルータ「MZK-W04N」を使った設定方法を説明します。

1 「MZK-W04N」と「GW-EX300」の「らくらく!かんたん設定ガイド」の設定を済ませ、インターネットに接続できる状態にしてください。



MZK-W04NとGW-EX300Nを無線LAN接続して設定するときは、MZK-W04Nの工場出荷時のセキュリティ設定(WEP設定)をGW-EX300Nへ設定し、MZK-W04Nと無線クライアントとの無線接続が確立されていることを確認してください。

以下はMZK-W04Nの工場出荷時のセキュリティ設定です。こちらを参照して、以下の設定値をGW-EX300Nに行ってください。
SSID planexuser
WEPキー 1223334444
キーの形式 16進数
キーのインデックス キー1

2 ※手順2〜7は、MZK-W04N側で設定します。

WEBブラウザを起動します。
3 アドレス欄にIPアドレス「192.168.1.1」を半角で入力し、<Enter>を押します。
4 「ユーザ名」に「admin」、「パスワード」に「password」を半角で入力し、[OK]をクリックします。
5 「一般設定」をクリックします。
6 「無線LAN設定」をクリックし、無線設定が「有効」になっていることを確認して、「WPS」をクリックします。
7 「WPS機能を有効にする」にチェックが入っていることを確認して、「プッシュボタンを使用」の[実行]をクリックます。


MZK-W04N本体前面の「WLAN」ランプが点灯します。
8 ※手順8〜10は、GW-EX300N側で設定します。

GW-EX300NのWPSボタンを5秒間押します。



このとき、一時的に無線接続が切れます。
9 GW-EX300Nのユーティリティを起動し、「WPSコンフィグレーション」タブをクリックします。
※ユーティリティの起動方法はこちらを参照してください。
10 アイコンが緑色に表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。




はじめにMZK-W04NとGW-EX300Nに設定されていたセキュリティ設定内容(暗号キーなど)は、WPS機能によって作成された新しい設定内容に置き換わります。

以上でWPS設定の完了です。インターネットに接続できるか確認してください。

■2台目以降のパソコンを接続するとき

1 MZK-W04N背面のWPSボタンを5秒間押します。

MZK-W04N本体前面の「WLAN」ランプが点灯します。
 
2 GW-EX300NのWPSボタンを5秒間押します。
3 GW-EX300Nのユーティリティを起動し、「WPSコンフィグレーション」タブをクリックします。
※ユーティリティの起動方法はこちらを参照してください。
3 アイコンが緑色に表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。



以上でWPS設定の完了です。インターネットに接続できるか確認してください。
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